
互いの家族がそれぞれに受け入れがたい思いを持ち、
長い間抱えてきた気持ちを前提にした、硬直した接し方しか出来ぬ中、
瑛太と満島ひかりだけが、別の希望を見つけ出しそうになっているよう。
誰にも言えなかったことを、深く静かに受け止めてくれる幸せ。
苦しみを味わってきた物同士だからこそ分かり合える、気遣い合える。
そんな希望の光が、お互いの中にあることを無意識に感じあってしまって、
どうしようもなく依存したい気持ちが湧いてくるのを抑え切れないようですね。
特に、満島ひかりの方は、ビクビクして人の顔色を見てばかり暮らしてきたのでしょう。
人の表情を繊細に読み解くすべに長けている様子で、
そうやって言葉にせずとも自分のことをわかってくれるような部分が信頼でき、
しかし時には少しうっとうしく・・・、のような感じです。
二人の中に芽生えたような気持ちが、お互いの家族全てに波及し、
それぞれの立場での苦しみをわかりあい、
世間の冷ややかな視線や心ない言動に苦しめられた同士という立場に立てれば
もしかしたら救われるのかもしれませんが、
とりわけ、被害者側の家族は、そこまでおとなになるには、とても長い時間がかかりますよね。
瑛太と満島ひかり、その突破口になれるかな?
今はまだ、優しくできるのは、自分の家族に対してだけのようですね。
瑛太の謝罪で、大竹しのぶの気持ちがある程度救われたようですが、
瑛太の家族も満島ひかりの家族も、自分の家族の中だけでも、瑛太と満島ひかりほど
まだ心を見せ合えていないですよね。
物語の中で少しずつ自己開示がすすんでいき、
絆が強まっていくと共に、
開示することによってあらわになった、新しく乗り越えなければならない問題にも
向き合わねばならないようです。
加害者の家族、被害者の家族が世間から受けた苦しみ。
言うなればそれは冤罪で、冷静に考えれば罪を犯しているわけではなく、
気持ちの持ち方ひとつで、エネルギーを前向きに使っていくこともできていくのかもしれません。、
ただ、本当の罪人に対して、このドラマがどういう描き方をするのか。
そこがまたちょっと変わったスタンスのようで、読めませんね。

このくらいの距離で見つめ合うのって、燃えますよね。

これは第2回のシーンですけど、どっちからキスしたんでしょう?
「華和家の四姉妹」。

またまた、得意技炸裂していました(^_^;)
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舞台などでは日常的にあるのでしょうけど。