2010年04月22日

母として女として-「八日目の蝉」-親子の心の答え合わせは?

「八日目の蝉」第4回。
冒頭、2週ぶりに北乃きいが登場していました。
これまでのお話で、檀れいの少女への思いは痛いほど伝わってきていたので、
親子の気持ちの答え合わせが行われるのか?と期待しましたが、
そこらへんはまだまだひっぱるみたいですね。
チラつかせただけで終わりました。
こう、小出しにされると、もう最終回まで観るしかないです^^

八日目の蝉北乃きい.jpg

今回は男に対してかたくなに心を閉じていた檀れいの、
女としての気持ちを開放させるまでの物語、といえるのでしょうか。
気持ちと裏腹な言葉への反応が、とっても興味深かったです。

八日目の蝉檀れい岸谷五朗.jpg

まず岸谷五朗は、檀れいの美貌に惹かれたのはまちがいのないところ。
そして、ワケあり風なところも、興味を持たせられるとともに、
近寄りがたさの敷居を低くする効果があったと思われます。
ただ、大抵の男は一旦追い払われると
気持ちが萎えてしまったりするものではないかと思いますが、
めげずに時につけ、不器用ながらやさしさを与え続けた気持ちの強さやこだわりは、
たいしたもんだったんじゃないでしょうか。
そして、決定的だったのが、別れた妻やなくした子への思いの告白。
それがどうして好きな人やかわいい子供のを気持ちを引き寄せることに繋がるのか、
論理的には全く結びつきませんが、どうも人の心ってそういうものらしい…
心のある人なら誰もが解る納得のシーンで、そのへんが深いな~と感じました。

八日目の蝉檀れい小豆島の暮らし.jpg

坂井真紀の実家でお世話になって、海を見ながら幸せに暮らす日々、よかったですね^^
そういう場面のあるドラマ、好きですよ。
ただ、この親子は互いへの(特に母の)依存度の強さがちょっと気になりますね。
来週、坂井真紀との対決?があるのかも気になるところです。

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posted by @ミック at 05:42| Comment(6) | TrackBack(0) | 八日目の蝉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
北乃きいが登場して、もっと母と思っていた人への感情を
出してくるのかと思ってましたが、結構あっさり。
最終話まで引っ張るのですかね。
依存関係はホームでの生活が、大きいのでしょうね。
Posted by jim at 2010年04月25日 20:29
jimさん、コメントありがとうございます^^
北乃きいのホントの気持ちが知りたいですよね。
檀れいが彼女に与えた愛情は報われるのか否か、
最終話が気になりますね(^_^)
Posted by @ミック at 2010年04月26日 10:55
おはようございます。
Posted by pandan at 2017年03月01日 06:03
おはようございます^^
いよいよ3月ですね~この分だとまた一年が飛ぶように進みそう~
Posted by mimimomo at 2017年03月01日 07:18
pandanさん、おはようございます^^
Posted by @ミック at 2017年03月02日 07:40
mimimomoさん、おはようございます^^
なんだかこちらもちょっと春めいてます♪
Posted by @ミック at 2017年03月02日 07:41
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