その映画に出会う前に、もう一本だけとても心に残った映画がありました。
「いちご白書」です。
少しませた友人に連れて行かれ、仲のよい友人グループ4~5人で観に行きました。
また、あまりに感動したので、別の日に一人で観に行きました。
もう、記憶があいまいですが、何かを確かめに行ったような気もします。
当時、大人の映画を理解するリテラシーは私自身には全然ありませんでしたが、
そんな私でも感動せざるを得ない鮮烈なラストシーンがありました。
映画が好きになって、主演女優のキム・ダービーにも肩入れしたんですけど、
あのころは全く情報が出てこなかったですねぇ。
観終わってすぐに、ラストシーンで歌っていた曲を探しにレコード屋にも行きました。
長いことDVD化もされず、幻の作品ともなっていましたが、
近年ではBSなどのカンヌ映画祭特集で取り上げられたり、
2011年には「ひまわり」とともに"語り継ぎたい映画シリーズ"第一弾としてリバイバル上映されたりして、多少は身近になった感じがします。
カンヌ映画祭特集の時、かなり久しぶりに観たんですが、やっぱり結構忘れていたことがありました。
一番驚いたのは、主演の二人の出会いが、「ニュー・シネマ・パラダイス」と同じだったことかな。
そういやぁそうだった~、と思いました。
「ニュー・シネマ・パラダイス」を観たときに出会いのシーンに反応したのは、心の中に「いちご白書」があったからなのかもしれないですね。
最初に観たときには何にも知りませんでしたけど、コロンビア大学っていうと、マンハッタンの北側、アッパーウエストサイドとハーレムの間ぐらいにあります。
ですから、二人が食料調達に行った帰りに通った公園は、セントラルパークじゃないですかね~
ボートの練習してるのは、たぶん、マンハッタン島の外周、ハドソン川とかじゃないのかな~
ユーミンらが、「いちご白書」のラストがよかったって話をしてて、曲を作ったのは有名な話ですが、生まれが5年も違うと、我々の世代では想い出を共有できる人が極端に少なくなってしまうのが寂しいところです。
ちなみに、ユーミンはノン・ビブラート唱法として有名ですが、
デビュー前は、この「いちご白書」の主題歌、「サークル・ゲーム」を歌っていたバフィー・セントメリーばりの、ビブラート唱法だったそうです。
ご本人が言っていましたよ。
https://www.youtube.com/watch?v=3cFlKS9lZyo
https://www.youtube.com/watch?v=Rh92kiyRBNg


DREAM PRICE 1000 バンバン+ばんばひろふみ 「いちご白書」をもう一度
- アーティスト: ばんばひろふみ,荒井由実,さだまさし,小泉長一郎,竜真知子,瀬尾一三,石川鷹彦,木田高介,大村雅朗
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックハウス
- 発売日: 2001/10/11
- メディア: CD

シンガー・ソングライターからの贈り物 荒井由実作品集「いちご白書」をもう一度/卒業写真
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- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2004/01/21
- メディア: CD
映画自体はTVでしか見たことがなくて、何故か巨大なゴキブリが出て来たシーンしか憶えていません(笑)
でも、TVでご覧になったのですね。
民放の吹き替えの時でしょうか?
「いちご白書をもう一度」が流行った後に、放映されましたよね。
あの時うちの田舎では、土曜の13:30からの放映で、
学校から徒歩1時間位の道のりを、必死に走って帰りました。
家庭用ビデオが普及していない時代で、
リアルタイムで放送を見るしかない時代でしたねぇ^^;
美味しそうな写真が並んでいますね♪
「明日に向って撃て!」「真夜中のカーボーイ」なども。
私は「卒業」が好きです。サイモンとガーファンクルの音楽も
エレーンが進学したカリフォルニア大学バークレー校で
BSD UNIX が開発されたし。
「いちご白書」もVHSのレンタルで見ました。
ビデオ、ありましたね。
私も借りました。ベータでしたけど(笑)
やはり吹き替えじゃなくて、
オリジナル音声の方が感じが出ていたように思います。
やっぱり、いちご白書と言えば、
キム・ダービーとラストシーンですね(๑•̀ㅂ•́)و✧
私の友人(一番最初に観に行った友人)も
「サークル・ゲーム」に惹かれて観に行ったと行っていました♪
私も好きで今でも聴いていますし、
結婚式でも流しました(笑)
解散するときのBGMでした。
くるくるの巻き毛が可愛らしかったですね。
ラストの衝撃となんとも言えない切なさは
大人になってゆくと共に澱のように溜まってゆく気がします。
お話に出てきた「ブラザーサン・シスタームーン」大好きです。
使われた曲も、映像も本当に美しい映画でした。
どちらも信じる理想と、現実の社会のギャップに
苦しめられる話ではありますけれど
いつまでも心に残る名作ですね。
「ブラザー・サン・・・」と「いちご白書」両方お好きな方と
初めて出会えました!
とっても嬉しい気分です♪