米国とイランの紛争にもようやく進展が見え、まだ予断は許さないとはいえ、
少しは明るい見通しも期待できるくらいにはなって、、
高市期待とも相まって、日本の株式市場は爆上がりしていますね。
ただ、まんべんなく好調というわけでもなく、
AI・半導体関連株に人気が偏っており、いくつかの銘柄の株価の上下動によって、
指数そのものも大きく動く様な不安定さを内包した相場となっているようです。
しかし、ここまで騰がってしまえば、もうすでに歴史的な株高で、
長く上値の壁とされてきたバブル崩壊前の高値でさえ、
今の水準から見ると、中腹程度というものすごさです。
もし、昔の水準や上昇率などにこだわって、
そこそこのところで売り向かっていたりする方がいたとしたら、
大変な目に遭っていたことであろうと思います。
相場の雰囲気を見る、ということは大事なことですね。
また、AIに関しては、
ちょっと相談する相手、という立場から、
業務を任せるという立場に大きく変わってきていますよね。
特にシステムエンジニアの世界の変わり様はすさまじく、
いまや、言語の文法を知らなくてもプログラムが組め、
プロジェクトマネジメントさえ主導して進めてくれて、
いうなれば、普通に話す言葉そのものがAIを使ったプログラミングや、
開発工程のマネジメントを行う言語や命令となってしまった感があります。
これでは下手にエンジニアを雇うより、
AIをチームメンバーとして使う方がよっぽど有能ということになってしまいます。
AIの利用料にどんどん課金しなければならなくなったら、
人件費を削らざるを得ないですよね。
厳しい時代になりました。
かく言う私も、OpenClawというオープンなAIエージェントを導入し、
今、自分向けに一生懸命育てることにチャレンジしています。
様々な権限を与えて自律的に業務をこなせるように仕込んでいくのですが、
まずは、暴走しないように抑制することを叩き込んで、
安全に任せることができるような土台作りに取り組んでいます。
そして、今の時期私が暮らしている地方では、
エゾハルゼミという初夏の到来を告げるセミの鳴く季節でもあります。
彼らの鳴く声は、ヒグラシ系の余韻のある鳴き声に、
前半部に特徴的な前触れのような鳴き声が加わった感じのものです。
例年6月中旬から7月前半くらいまで、
少し奥まった、比較的緑のうっそうとしたところで鳴くのですが、
実はこの2年くらい、声を聞きに行っても空振りの連続でした。
一瞬、生態系が崩れていなくなっちゃったのでは?と焦りましたが、
温暖化の影響かも、と思い直し、
今年、普段より2週間ほど前倒しで聞きに行ったところ
ちゃんと鳴いていて、心底ホッとしました。
久々に、「もうすぐ夏だ~」と思うことができ、嬉しい気分も復活です。
さて、春ドラマですが、
現実の世相や人生のやり直し願望を映したような作品が目立った印象でした。
なかでも「銀河の一票」は、現代の選挙戦をかなり面白く見せてくれた作品だったと思います。
一方で、日曜の9時は思わぬ苦戦でしたね。
だからでしょうか、終盤に悲しい出来事が挟まれてしまいました。
ショックを与え話題性を高めようとしたのかもしれませんが、
後処理がちょっと無責任な感じになっちゃって、
素直には応援しづらくなってしまいました。
また、過去にタイムリープするドラマが多くて、
談合しているのか情報漏えいしているのか、偶然とは思えない奇妙な符号を感じました。
<銀河の一票>
近年、YouTubeでの政見放送の配信や、日常的な活動報告、ショート動画を使った政策アピールなど
昔よりも選挙戦が身近になってきた感がありますね。
また、表面的なものだけでなく、暴露的な内容なども扱われたりしますので、
興味もよりそそられてしまいますよね。
建前と本音、表の顔と裏の顔など
昔は想像の世界でしかなかったものまでも白日の下にさらされたりして、
選挙戦の仕組みや、
そこに携わっている方々のありようなどが多少なりともわかりやすくなってきました。
従来は狭い世界の中で存分に発揮されてきたノウハウや権力も、
よりディテールが公になっていくことにより、
裏で手を回す的なものが許されがたくなってきているようにも感じます。
そういった現代の選挙戦を、
選挙のプロフェッショナルの視点を通して描いていたのがこのドラマでした。
このドラマで秀逸だと思ったのは、
候補をフォローする幾名かのプロフェッショナル達の描き方です。
もちろん、黒木華が演じた元「幹事長の娘秘書」の如才なさも見事で、
起こった事象の対処に必要な知識や事例の引用、ものの考え方や見方がことごとく適切で、
すべてが相手の気持ちをこちら側に引き寄せるためのアプローチとなって、
支持を増やしたり難を収めていく様子には、惚れ惚れしましたが、
ただの脇役のおっちゃんと思っていた岩谷健司が、
押しつけがましくなく人を導いていくような懐の深さを見せていて、
それが黒木華とはまた違った形で際立っており、驚きました。
この方、見たことはあるけど、目立った役柄はなかったよね?
という印象であったので、大抜擢だったのかな、と思います。
ただ、実力十分で、
銭湯裏のコインランドリーで、庶民のためのコンサルのようなことをやっていた時から、
ただ者ではない感じが、びんびん伝わってきました。
どんな場所にいてもホンモノはホンモノだということを素晴らしいクオリティで表現してましたね。
また、敵ながら山口馬木也や倉悠貴の大河コンビも、
黒木華や岩谷健司の超有能コンビに対してさえ隙を作らない幹事長の政策秘書と
知らぬ間に痒い所に手が届く仕事をこなしてしまう冷静沈着な都知事候補秘書を演じきっており、
そういった登場人物たちの“仕事師同士の読み合い”こそが、最大の見どころでした。
そのほかにも若手代議士で都知事候補の松下洸平の最後の演説は秀逸でしたし、
天才プログラマーで都知事候補の梶裕貴の作り上げたシステムも素晴らしかったし、
レジェンド声優もさすがでした。
それぞれがプロフェッショナルで、小気味よかったです。
人気YouTuberの食いつかせるためのノウハウの数々もプロらしかったですね。
盛り上がりに盛り上がって最終回を迎えましたが、
最終回あるあるで、突然人格が変わってのお花畑決着だったので、
ホンワカとした幸福感はありましたが、
私としては最後まで超有能対決で決着して欲しかったような気がします。
ちなみに「銀河」とは、宮沢賢治由来のようでした。
<リボーン ~最後のヒーロー~>
過去にタイムリープするドラマのひとつですね。
科学的根拠は特になかったようです。
でかいビル一棟を所有してオフィスにするくらいの成功を収めた新興IT企業の創業社長が、
神社の階段から突き落とされた拍子に少し過去にタイムリープ&別個体に入れ替わり。
自分が取り潰した商店街を、今度は繁盛させていく側に回るというお話でした。
新興IT企業を立ち上げ一流企業に育て上げた実力の持ち主なので、
マネジメント力や企画力、判断力に優れ、商店街をどんどん発展させていきます。
商店街には可愛い許嫁もおり、
共に励ましあいながら、許嫁の夢さえも叶えていきます。
元の人生にあった、生き馬の目を抜く気持ちの休まることのない人間関係ではなく、
商店街の少し緩くて抜けているようなところもあるけれど、
気さくで温かい人々との触れ合いの中で多幸感に包まれながら生きていくことになっていました。
タイムリープものお決まりのドタバタを経て、
今までとは別の立場の人間の生きようや気持ちへの理解も進み、
前世とは違う生きがいを感じながら、
自分を突き落とした人間を探ったり、
自分が元の人生で犯した商店街の人たちを奈落の底へと突き落とすような所業に
今度は阻止するという立場で立ち向かうことになってました。
立場の逆転の面白さと、
立場が逆転したからこそ骨身に染みる、かつての自分が行った所業。
どんな立場になっても、実力のある者はいずれ頭角を現していく
というその過程が描かれていたのが面白かったですね。
まぁ、ちょっとずるかったのは、元の人生の記憶が残っていて
つまり少し未来に起こることがわかっていて、それを利用していたところかな。
何故そんなことが分かったのか?って聞かれて、
ことごとく「勘です!」って答えていたのはご愛敬でしたでしょうか。
だんだん、自分を突き落とした人物を探しだすってところの演出が弱くなって
いよいよ犯人がわかるってところではどうでもよくなっちゃってましたね。
かつての自分の所業を、今の自分がどうやって回避するか....ってところが興味の中心になっていました。
元の人生の自分も今の自分も高橋一生が演じていたので、
わかりやすくするためなんでしょうけど、
商店街の高橋一生の着ているものが、
こんなの着る?っていうくらいのものだったのが気になりました。
今井隆文っていう人が、
「銀河の一票」にもこちらのドラマにも出演されていて、
どちらも主人公の取り巻きという似た立場の役柄だったので、
既視感がありました。
取り巻きの中の一人の丁度良い存在感を出していたようで、
そういう立ち位置の作り方もあるんだなぁと妙に感心してしまいました。
<GIFT ギフト>
珍しく、日曜9時枠が苦戦したみたいですね。
GIFTというタイトルからして、中身の想像がつきづらかったのですが、
視聴していくうちに、堤真一の天才的頭脳が神様からの贈り物だということなんだろか、と観ていました。
でも結構な群像劇で、
堤真一のライン、山田裕貴のライン、本田響矢のライン、有村架純のライン、玉森裕太のラインと出てきて、
特に堤真一一辺倒の話でもなく、
その割には天賦の才は堤真一だけのようで、
途中からは車いすラグビーの話として観ることになり、
終わった後にタイトルを見ると、何がGIFTだったんだろう?という感じになっていました。
人気が思ったほど高まらず、途中で方向転換したのかな、と思ってしまうところもありました。
結局、堤真一の頭脳は、すごいんだぞすごいんだぞ、と煽ってはいたけれど、
その頭脳を使って見出した法則のようなものをパラバスケの戦術に落とし込んだ時に
そこまでの驚きはなかったように感じました。
また、一方の主役の山田裕貴も、日曜9時の中心に立つには、今回は少し荷が重く見えたかなという印象でした。
なので結局、ハプニングのようなものでサプライズを入れることになってしまったようにも感じました。
そのハプニングの責任問題も、なんだか言い訳がましくて、ピンとこなかった人も多かったんじゃないですかね~
本当は、みんなでやり遂げて、みんなで喜ぶカタルシスみたいなものを最後は感じたかったような気がします。
まぁ、次に「VIVANT」が控えていて、たくさん予算を使うのが確定であったので、
少し力を抜かざるを得なかったのでしょうか?
まえの「VIVANT」の時は、「下剋上球児」でうまく若手を使って乗り切ってましたけどね~
それはそうと、本田響矢が「波うららかに、めおと日和」とまったく違った人物を演じていて、
この人、見たことあるけどどこで見たんだっけな~と、しばらく思い出せなかったです^^;
なんか嫌な奴をやってましたね。
ご本人は平気なのかな。
<夫婦別姓刑事>
放送終了後、文春砲がさく裂してびっくりです。
ドラマ視聴中は、そのような問題が起こっていたとはつゆ知らず、
橋本愛が、外見じゃなく、佐藤二朗演じる妻を事件で亡くした年の離れたおじさん刑事を
人間性や、刑事という職業に向き合う姿勢へのリスペクトから伴侶に選び、
バディとしても信頼感をもってやっている姿がいい感じだったので、
余計びっくりしました。
ドラマ的には全く破綻せず、最後までやり切っていたので
互いのプロ根性はすごいですね。
もしかしたら佐藤二朗にとってはもらい事故だったのかもしれませんが、
今回のことでそれぞれのキャリアに傷がつくことになるのだとしたら、
とてももったいないことです。
作品そのものは最後まで楽しめただけに、
放送後の騒動の方が印象に残ってしまうのは、少し残念なところです。
刑事課長役の斉藤由貴、
20年ほど前、「歌姫」というドラマで鯖子という役をやった時は、
もう「おんな」はやめたのかと思いましたが、
過渡期も過ぎ、美貌が一向に衰えませんね。
AIに斉藤由貴っていつからジト目になったんですか?って聞いてみたのですが、
AIでもわからないようでした。
からかい上手の高木さんも出てましたね。
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